パソコンを購入するときに、店員さんから説明される性能(スペック)の話。横文字が多くてわかりにくいですよね。今回は、その性能のうち基本的な【CPU・メモリ・ストレージ】の違いについて、パソコン初心者の方でもわかりやすく解説していきます。
〇パソコン初心者で、これから購入を考えている人
〇どんなパソコンを購入すればわからない人
〇CPU・メモリ・ストレージについて知りたい人
それでは「パソコン初心者向け|CPU・メモリ・ストレージの違いとは?わかりやすく解説」についてお伝えしていきます。
目次
パソコン初心者向け|CPU・メモリ・ストレージの違いとは?わかりやすく解説
どうして性能(スペック)が違うのか?性能の判断材料は?
そもそもどうしてパソコンによって性能が違うのでしょうか。
それは、パソコンを使う側である私たちの利用の目的の違いにあります。
こちらの記事で詳しく紹介しています。
<準備中>
CPU・メモリ・ストレージの違いとは?
パソコン購入時は、自身の利用目的によって性能(スペック)を選びましょう。
それでは、性能(スペック)のうち最も大切なCPU・メモリ・ストレージについて解説していきます。
CPU
CPUの役割とは?
「データの処理能力」
CPUは、データの処理能力を表すものです。データを処理する能力が高ければ高いほど、パソコンがサクサク動きます。
人間でいうと頭の回転が速ければ早いほど、計算や考えるスピードが速いのと同じです。
CPUの型番の見方
CPUの記載の例は下記です。
「Intel Corei5-1035G7 CPU @ 1.20GHz 」
Intel:CPUの会社名。主に「Intel」または「AMD」の2社が占めています。
Core i5:数字が高くなるにつれて性能が良くなります。AMD社の場合は「Core」→「Ryzen」となります。
1035:数字が大きければ大きいほど性能が高くなります。
1.20GHz:数字が大きい程処理が速いですが、近年は差がほぼありません。
この中で一番重視したいのは「Core(コア) i5」の部分です。
おすすめのCPUはコレ(コア)
利用目的によるおすすめのCPUです。パソコンはどんどん新しいものが発売されています。事前に、利用するソフトなどの公式ページで推奨CPUを確認しましょう。
※下記は一例です。※現在は、Corei9/Ryzen9もあります。
おすすめのCPU | 利用目的 |
Corei3/Ryzen3 | ネットサーフィン・画像の保存・音楽の管理・wordやExcelなどの作業 |
Corei5/Ryzen5 | アドビソフトなどのデザインソフト・簡単な動画編集 |
Corei7/Ryzen7 | 動画編集・オンラインゲーム |
メモリ(RAM)
メモリの役割とは?
「一度にできる作業容量」
メモリは、「RAM」と記載され、一度にどのくらいの仕事をこなせるかというものです。メモリが多ければ多いほど、パソコン画面上に一度にたくさんのソフトなどを立ち上げて同時に作業することができます。
メモリの見方
メモリは、主に4GB、8GB、16GBなどが一般的です。それ以上もあります。
数字が大きくなるにつれて性能が良くなります。
おすすめのメモリはコレ
利用目的によるおすすめのメモリです。パソコンはどんどん新しいものが発売されています。事前に、利用するソフトなどの公式ページで推奨メモリを確認しましょう。
※下記は一例です。
おすすめのメモリ | 利用目的 |
~4GB | ネットサーフィン・画像の保存・音楽の管理・wordやExcelなどの作業 |
8GB~16GB | アドビソフトなどのデザインソフト・簡単な動画編集 |
16GB~ | 動画編集・オンラインゲーム |
ストレージ(SSD)
ストレージの役割とは?
「記憶できる容量」
ストレージとは、「SSD」とも記載され、どのくらいパソコンに記憶できるかです。文字に比べて写真、写真に比べて動画のほうが記憶するための容量をたくさん使います。
ストレージの見方
ストレージは、128GB・256GB・512GBが一般的です。それ以下も以上もあります。数字が大きくなるにつれて記憶できる容量も多くなります。
おすすめのストレージはコレ
利用目的によるおすすめのストレージです。パソコンはどんどん新しいものが発売されています。事前に、利用するソフトなどの公式ページで推奨ストレージを確認しましょう。
※下記は一例です。
おすすめのストレージ | 利用目的 |
1284GB | ネットサーフィン・画像の保存・音楽の管理・wordやExcelなどの作業 |
256GB | アドビソフトなどのデザインソフト・簡単な動画編集 |
512GB~ | 動画編集・オンラインゲーム |
まとめ
下記と覚えておきましょう。
CPU=データの処理能力
メモリ=一度にできる作業容量
ストレージ=記憶できる容量
もしも自分で判断できかねるときは、お店の方に利用目的や使用ソフトなどを伝えると良いですよ。